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X68000 キーボードの初期化処理

俺メモ

純正キーボードには「通電開始後にキーボードから本体に向けてスキャンコード 0xFF を送出する」仕組みがあるらしい。1

本体がこのスキャンコードを受け取ると

000機:LED状態設定コマンドが本体から送信される
030機:LED状態設定コマンドと、キーのDelay&Repeat time設定が送信される

という動きをするもよう。

フロントスイッチがOFFの間にキーボードを接続しても本体MPUが動いてないので、上記の動作は「本体が起動中にキーボードを抜き差しした」場合にのみ意味がある。

まあ030機だとあるとちょっと嬉しい機能かな。000機だと起動中にキーボード抜き差しするとキーリピート間隔とかが初期設定に戻っちゃうから。

でもX68000って起動中にキーボード抜き差しするとキーボードのLEDがランダムに光って、キーボードがフリーズする事が多いような。原則は起動中の抜き差しは禁止だと思ってマス。

 

なお本体によるキーボードの初期設定(LED設定、キーの delay&repeat time設定)はフロントSW投入時にも必ず行われるので、通電中にキーボードを抜き差ししないのであれば一切関係ない話です

  1. 実測で通電から40ms後 []

RaSCSIとSASI運用に付いて

2022-02-14 速報
RaSCSIのバージョンアップ 1.52→1.52b で以下の不具合は解消されたかも知れないとの事です(当方はまだ未確認。週末に確認予定)

 

以下は当方環境における状況なので他の環境でも同様とは限りません。また、この記載内容に付いてRaSCSIの作者様に問い合わせを行うことは止めて下さい

先に環境を書いておきます

X68000 EXPERT2@10MHz (無改造)
RaSCSI 1.52 ベアメタル版
SASI-HDDイメージは40MBで、XM6gのoptionから作成

この環境でSHARP純正のHuman68k システムディスクから起動させたときに、どんなに頑張ってもSASI-HDDを2台までしか認識させることが出来ません(※しかも2台目はリセット時に時々見失う)最後まで3台以上のHDDを認識させることが出来ませんでした。

 

まず以下のような感じで rascsi.ini を記述します

HD0 sasi0.hdf
HD1 sasi1.hdf
HD2 sasi2.hdf

もちろん、X68000側もswitch.xでHDD台数を3にしておきます

この状態でX68000をシステムFDから起動させ、起動後にformat.xでHDDをフォーマットします

1台目のHDD(装置番号0)は装置初期化、領域確保とも正常に終了します。

2台目のHDD(装置番号1)については装置初期化の実行においてHD BUSYのLEDが付いたままになってマシンがフリーズする事が多々あります

そんなときは仕方ないのでマシンをリセットし、再度システムFDから起動後させて今度は何となく3台目のHDD(装置番号2)を初期化すると成功します。このまま装置を変更して2台目(装置番号1)のHDDの装置初期化を行うと、今度は成功したりします

こうやってなんかアレコレやってどうにか3台のHDDの初期化&領域確保が終わったらX68000をリセットさせてシステムFDから起動させてもHDDを2台までしか認識しません。

drive.x でドライブを表示させてもハードディスクは1台、あるいは2台し見えていない状態です。運がよいと2台のHDDが見えていますが、2台目だけ認識できずにHDDが1台しか見えていないことが多いです

 

RaSCSI の不具合なのか、何か手順のミスがあるのか環境の問題なのかは不明です。SASIは仕様によりHDD 1台につき40MBまでとなりますので、ドライブを増やすことでこの制限を回避しようと思ったのですが現状では出来ないようです。

X68000 をクロックアップすると逆にHDD認識が正常になる、という未確認情報もあります。また容量の問題に付いては SASIIOCS.SYS+RASDRV.SYS で運用するとか、SASIIOCS.SYS でSCSI-HDDをマウントするとか SxSI 環境を構築すると言った方法もありますが、この場合はクロックアップの悪影響を受けやすくなる点に注意が必要です(※ 10MHzなら当方環境では安定しています)

 

なおRaSCSI にbridgeを登録してSASIIOCS.SYS+RASDRV.SYSを使う場合は rascsi.ini は次のように記述します

HD0 sasi0.hdf
ID6 bridge

 

10MHz機においてSHARP純正ツールだけでSASI運用するのなら、現時点ではardSCSino-stm32の方が悩む箇所が少ない気がします(HDDイメージ4個でも6個でも問題なく認識されるので)

 

コンデンサ比較

俺メモ

25V、1000uF

メーカー シリーズ Z (Ω) ※20℃ Rip (mA) サイズ 耐久性(h)
ELNA RSG 0.062 1690 12.5 x 25 5000
日ケミ KMG ? 680 10.0 x 20 1000 105℃標準品
KMG ? 810 12.5 x 20 1000 耐圧 35V
KY 0.035 1900 12.5 x 20 10000 105℃低Z、長寿命
KZM 0.018 2250 10.0 x 25 10000 105℃低Z、長寿命
LXZ 0.076 1660 12.5 x 20 7000 105℃低Z、長寿命
ニチコン PW 0.038 1660 12.5 x 20 7000 小型 低Z
HE 0.035 1900 12.5 x 20 10000 小型 低Z 高信頼性

日ケミに限らず標準品のコンデンサってインピーダンスがデータシートに記載されてないんですが、そういうもんですかね?ただ定格リプルや耐久時間を見れば低Zをうたっているシリーズと比較して明らかに値が違います。

元がELNA RSGシリーズを使ってるところは標準品を避けて、メーカが低Zをうたってるシリーズを使っておけば大丈夫なんじゃあないかな?と。

SH4電源でELNA RSGが使われてるのは以下のとおり

C24 25V 1000uF
C25 16V 680uF
C27 25V 220uF
C33 16V 220uF
C40 10V 5600uF
C41 10V 5600uF

USBチェッカー

KEWEISI の USBテスター、KWS-MX18

並行輸入業者?からの購入で1個 1200円

数mA程度誤差があるような気がするけどキニシナイ

USB変換アダプタ経由でX68000にキーボードを繋ぐときに、ある程度電流値を確認できるのは心強い。X68000電源のVCC2(いわゆる5VSB)にはあんまり負荷かけられないし。

 

測定する前から分かってた話だけど、古いキーボードはそれなりに電気食う。今現在、ショップで売られてるようなメンブレンの「非ゲーミング」キーボードならせいぜい数十mAしか食わないので神経質になる必要は無い。あと古いキーボードはLED1個点灯するだけで電流値が結構上がる。LED1個で5mAくらい変わる。

ちょっと意外だったのが、ミネベアのRT6600系が以外に大食いで100mA以上流れることかな。基本的に変換アダプタ経由でX68000に繋ぐ場合はキーボード単体で電流50mAまでにしておきたい。

BlueSCSI+X68000

こんな感じの基板を作って

合体させて

SCSIコネクタに直接接続

このやり方だと他のSCSI機器(MOとかCD-ROMとか)を繋げられなくなるけど。

BlueSCSIへの給電はSCSIのターミネーターPOWから行われるので別途外部電源は不要。ケーブルがごちゃごちゃしなくてシンプルにすっきりする。全部(BluePill+BlueSCSI+直結基板)足しても2~3千円くらいで作れる!安い!

Xsel68-USB (仮

まあ、うちの会社のリモートワークは来週で終わっちゃうけどな!(会社はマイキーボード、というか私物のUSB接続禁止)

GW前くらいに形になってればリモートワーク需要でバカ売れしてたんかなぁ(そんな訳無い

 

このプロトタイプ2号でいろいろ問題点とか洗った後にプロトタイプ3号を作る予定だったけど、なんかこれで満足してしまって終わる予感。

サイバースティック コンバーター

といいつつ画像はカブトガニ (XE-1AP) ですが。

ハード的にはメガドラパッドコンバーターのコネクタ出力を2本入れ替えただけです (DB9 の8p ⇔ 9p を基板上で入れ替え)

使ってるマイコンのI/Oピンを全部使い切ってるため、アダプタ外部から何らかの設定を投入することが出来ません。なので完全にサイバースティック専用です。例によってUSB経由でファームを更新出来るようにしてあります。

DB9の8pと9pを入れ替えるようなチェンジャを噛ませた上でメガドラコンバーターのファームに入れ替えればメガドラパッドが繋がりますが、それやるなら最初からメガドラパッドコンバーター買って下さいよろしくお願いします(宣伝

マイコン・インフィニット☆PRO-68K

秋葉原で開催された、主にOLDパソコンをメインに扱うイベント「マイコン・インフィニット☆PRO-68k」に行って来ました。公式ページはこちら

こんな時間に会場行っても誰もいないんじゃないの?と思いつつ8時に行ったら既に10名ほどの方が先にいました。整理券方式だったのはとても助かりました。10時の開場直前の時点では50人位の方が並んでたように思います。

まあ、イベントレポートは公式ページのレポートやTogetterまとめにお任せするして、今回是非見たかったのは言うまでも無くこれです。

あと、SHARPさんのGALAPAGOS STOREブースにて現時点で未公開のサービスマニュアルを展示とあったので大いに期待していたんですが、68関係については初代のサービスマニュアルでした。EXPERTとcompactのサービスマニュアル公開も是非ご検討願います・・・

 

以下、やや厳しめな感想になります(すみません)

再現度は文句ありません。本当に素晴らしいです。取っ手のポップアップもちゃんと再現されています。取っ手部分だけで結構コスト上がりそうなんですが・・・

本物の68はプラケースに塗装ですがこちらのケースは金属製です。それでも安っぽいという感じはありません。

で、残念だなぁと思った部分ですが、左タワーのFDスリットはデザイン観点で付いているだけで現状では何かに使える訳ではないようです。まあスロットインドライブも最近はほとんど見ませんし。

後ろに見えている黒ケースで分かるように、ITXマザーを取り付けてもかなりスペースに余裕があります。それほど頑張らなくてもDC-DCコンバータ基板とSSDは余裕で収まりそうです。つまり右タワーはほとんど使い道の無いデッドスペースになってます。正直、ITXケースとして考えると無駄に大きいと言わざるをえません。

会場で取っていたアンケートだと多くの方が5万円前後を希望(あるいは予想)していました。私もこれが実際に商品化されるとなると5~7万円になるんじゃないかと思います。そんなに数出せるわけでも無いでしょうし。ただこれが5万で販売されたら買うか?と問われるとう~ん・・・って言うのが正直な気持ちです。さすがに今更感があるかなぁ、と。

プレス記事

ケースの発売時期や価格は未定のままだが、現在さらにコンパクトなモデルを計画しており、そちらの方が量産化の可能性が高いという。

とあるのですが、もしこれがcompactそっくりケースならむしろそっちのほうが欲しいかも。多分ツインタワーケースより安くなるでしょうし。

 

午後からは別件の用事があったため1時間ほどで開場を後にして(M.N.M software代表の市川氏の講演聴きたかった・・・ M.N.MというとみんなSTARWARSを挙げるだろうけど、私は真っ先にMagical Shotを挙げます) こちらに向かいました

偶然にもこの日は「出張!なんでも鑑定団」の公開収録が行われていたみたいです。