月別アーカイブ: 2018年9月

SS2USB 補足

サポートページの更新が全く出来ていないので、取り急ぎこちらで補足します

ファームウェアの更新について

Rev2からジャンパスイッチは7連になっています。
「7連ジャンパ-USBコネクタ-LED-プッシュスイッチ」と並んでいますが、プッシュスイッチを押したままアダプタをPCに接続するとメンテナンスモードで立ち上がります。メンテナンスモードで立ち上がるとLEDは高速に点滅します

ファームウェアを更新する際はメンテナンスモードにしてから行って下さい

ファームウェアは現在

  1. マルチターミナル6が使えるFULL版(コントロールパネルの「インストール済みゲームコントローラ」にコントローラが5つ出現します)
  2. マルチターミナル対応を削除したMINI版(「インストール済みゲームコントローラ」にはコントローラが1つだけ出現します)
  3. FULL版とMINI版を1つにして切り替え可能にした実験版1
  4. DirectInputとXInputを切り替えることが出来る実験版2

の4種類が存在します。発送時は1のFULL版か2のMINI版のどちらかを書き込んでいます  実験版1を書き込んで発送しています。ファームを入れ替えたい場合はメンテナンスモードにしてからファーム更新ツールで書き換えて下さい。

ファームウェアおよび更新ツール、更新手順はサポートページ内のリンクからダウンロード可能です。ダウンロードパスワード、解凍パスワードはメールでお知らせします。アダプタ自体は、2016年以降の発送分はすべてRev2版となります。

 

7連ジャンパスイッチの設定について

以下はサポートページからダウンロードできるファームウェア(前述で言うところの、1のFILL版および2のMINI版)についての設定の説明です。(実験版1はスイッチの機能が変更となっています)

USBコネクタから一番遠いスイッチがSW1、一番USBコネクタに近いスイッチがSW7です(基板上のシルク印刷がこれと逆になっている場合がありますが、常に「USBコネクタにもっとも近いジャンパがSW7」です)

縦2ピンをショートさせるとON、ジャンパを挿さずにオープンとするとOFFです

SW1: コントローラの読み取り周期設定

OPEN デフォルト
CLOSE 強制的に1/60秒
※基本的にはOPENで問題ありません

SW2: マルコン(ANALOG)のL/Rアナログトリガ設定①

OPEN 0~255の範囲の値をとる。押さない状態で0、押し切った状態で255
CLOSE 128~255の範囲をとる。押さない状態で128、押し切った状態で255
アプリによっては0~255の範囲をとると問題になる場合があります
(DirectInputの厳密な定義が「アナログ入力はニュートラル状態で中間値」
と定められているため)
その場合にCLOSEして128~255の範囲で動くように設定します

SW3, SW6: 十字ボタンのマッピング設定

標準パッドおよびマルコン(DIGITAL)の十字ボタンの割り当てを変えます

SW3 SW6 十字ボタンの割り当て
OPEN OPEN X軸、Y軸
CLOSE OPEN POV (ハットスイッチ)
CLOSE CLOSE ボタン13~16

※マルコン(ANALOG)の十字ボタンはこの設定に関係なく常にPOVです

SW4, SW5: マルコン(ANALOG)のL/Rトリガ設定②

SW4=OPEN, SW5=OPEN L/Rトリガを操作するとアナログ入力(Z軸, Z回転)と
ボタン入力(B7, B8)の両方が発生する
SW4=CLOSE, SW5=OPEN L/Rトリガを操作するとボタン入力(B7, B8)だけが
発生する
SW4=CLOSE, SW5=CLOSE L/Rトリガを操作するとアナログ入力(Z軸, Z回転)
だけが発生する

SW7: 未使用につき、常にOPEN

 

基板上のジャンパピンについて

基板上には5ピンのジャンパ(何も刺さっていません)と3ピンのジャンパ(発送時はGND側にジャンパブロックを挿しています)がありますが、ここの設定は変えないでください。

なお3ピンジャンパは2020年からの発送分については、そもそもジャンパではなくパターンショートの半田付けとなっている場合があります。

X1 Turbo Z 追記

そういやFM11やFM16βのキーボードが「キーを押したときにキーに書かれた文字コードを返す」タイプのキーボードでした。(エンコードモードの場合。FM16βのキーボードはこれとは別にスキャンモードというモードもあって、こちらはキー固有のスキャンコードを返す。はず)

FM16βのキーボードは既に入手済み。エンコードモードについてはある程度資料もあるので変換機を作ろうと思えば作れるんだけど、出来ればスキャンモードで動かしたい訳で。

FM16βのキーボードのモードを変更してスキャンモードにする方法をご存知の方、いらっしゃいましたらこっそり教えて下さい。

 

X1 turbo Z

IMG

いろんなキーボードの信号を見てきたつもりだけど、こんな変態仕様は初めて見た。キーを押したときにキー固有のスキャンコードを返すのではなく、キーに割り当てられた文字のキャラクタコードを返す。しかし、Aキー単独押下とSHIFT同時押下で返すキーコード変えるのって当時はメリットあったんかな?

キースイッチそのものはX68000後期型と同じALPS黄軸なのでキータッチに違和感は無いんだけど。文字を打つだけならキー3列分ほど横がコンパクトなんで机が広く使えていいかも。