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「キーボード」カテゴリーアーカイブ
天然色ショック
Apple M0110/A キーボード用コンバータ
作るには作ったものの放置状態
もし興味ある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。なお純正と同じストレートケーブル専用です。クロスケーブルは当然動かないだけではなく、+5VとGNDが逆につながるという非常に危険な状態になるのでご注意下さい。
しかし作った3年後にこんな形で再利用されるとは、作った当時は想像もしてなかったというか。
USB HID Keyccode
表形式
キーコード | 説明 |
00 ~ 9F | 通常キー (normal keys) 背景がベージュのキーはテンキー 名前が薄いグレーになっているキーは、WIndowsでは特に何も起きないキー 0x8C のテンキーカンマはWindowsでは利用出来ません。macOSでは有効です。また、Windowsであっても98配列化ファームに書き換えている場合は有効です。 |
A0 ~ A2 | Xsel-USB専用。USBポート切り替えキー (USB Port change) |
A6 ~ A8 | usb2x68専用。レイヤー切り替えキー (Layer change) |
A9 ~ BF | ユーザ定義マクロ呼び出しキー (Execute user define macro) |
D0 ~ D2 | システムコントロールキー (system control keys) Windowsでキーボードからスリープを行いたい場合は 0x66 ではなくこちら (0xD0) を使って下さい。macOSの場合は 0x66 を使って下さい(※ macOSの場合、0xD0でも0x66でもどちらでも反応するようですが、0xD0の場合は長押しガードの設定の影響を受けます) 0xD0 ~ 0xD2については、アダプタ設定「2秒の長押しガード」の影響を受けます |
D4 ~ DF | 定義済みの組み込みマクロ呼び出しキー (embedded macro keys) なお D6~D9 のテンキー「イコール、カンマ、 000、00」はWindowsでのみ利用可能で、かつ NumLockがONになっている必要があります。macOSでテンキー= (イコール) を使用したい場合は 0x67 を使用して下さい。 |
E0 ~ E7 | 通常のmodキー (Shift, Ctrl, Alt, Win) |
E8 ~ FE | メディアコントロールキー (media control keys) なお定義しても実際には何も起きない場合があります (OS依存) |
先走り仮公開
使い方
1.最初に、uploaderから設定ファイルの雛形を事前に取得しておく
2.キーボードの種別を選択する(このページのリンクから飛んだ場合は自動的に選択された状態になっています)
3.「ファイルを選択」ボタンを押して設定ファイルを読み込ませる。
4. 編集
5.設定が終わったら最後に「実行」ボタンを押すと設定内容が表示されるので、それを適当にエディタやメモ帳にコピペして保存
6.保存した設定をツールで読み込ませる
現時点ではマクロの定義は出来ません。
現在、そこそこまともに動きそうなテンプレート(キーボード)
X68000用キーボード
https://ixsvr.dyndns.org/uploader/kme.html?type=X68000
Apple M0116/J ADB キーボード
https://ixsvr.dyndns.org/uploader/kme.html?type=M0116
PC-9821 用キーボード (Winキーあり)
https://ixsvr.dyndns.org/uploader/kme.html?type=PC98W
IBM 5576 Keyboard1 用
https://ixsvr.dyndns.org/uploader/kme.html?type=5576-001
富士通 OASYS OAKB-201
https://ixsvr.dyndns.org/uploader/kme.html?type=OAKB201
Xsel68-USB (仮
積み課題
なかなかサイトを更新できずすみません。復旧作業ってマイナスがゼロに戻るだけなのでなんとかプラス要素を出したいところなんですが。
リモートワークでイラついたのでこんなのをでっち上げたりしてました。キーボードの任意のキーで切り替え可能です。
Xsel68-USB を名乗ってもいいですかね(ヤメロ
※ その後はこちら
usb2ps2の最新ファームがコールドブート時に固まる問題と、ps2x68の最新バージョンがランダムに固まる問題は継続調査中です(←忘れてないアピール)
Windows10で98配列USBキーボード 2020年版
何度かの Windows Update を経て、WIndows10における98配列キーボードの動作も改善されているようです。現状では「レジストリを手で修正する必要がある」ものの、修正後は問題なく利用できています
当サイトへのコメントとこちらの情報を参考にさせていただきました(感謝!
Windows10 October 2018 Update で PC-98配列キーボード
https://sk070.hatenablog.com/entry/2018/10/08/210255
レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters にある LayerDriver JPN を
kbd106.dll → kbdnec.dll
に変更して、OSを再起動させるか一度サインアウトしてサインインしなおせば98配列キーボードとして認識されました。EDGEでの入力も問題ありません。また、以前見受けられた「USBポートを差し替えるとまた106/109日本語キーボードの認識に戻る」問題も発生しませんでした。
ただしこの変更(レジストリの修正)を行った後、再び106/109日本語キーボードに差し替えても98配列の認識が残るようです。まあ、その場合は再びレジストリを修正すれば良いだけですが。
上記は Windows10 Pro バージョン 1909 (November 2019 Update) で確認しました。
設定ファイルの記述について
俺メモ
設定ファイルの記述について補足
使い慣れたテキストエディタ(メモ帳とか)でプレーンなテキストファイルに設定を記述して、それをツールを使ってアダプタにインポートします。
設定ファイルは SJIS か UTF-8 (bomなし) で記述して下さい。改行コードは CRLF、CR、LF どれでも構いません。
設定ファイルには EEPROM に書き込む内容を “<EEPROMアドレス>,<値>” の書式で記述します。アドレス順になっている必要はありませんし、EEPROMの全256byte分が記述されている必要もありません。
記述のサンプルです
; ; 設定ファイルサンプル ; 00,A5 ; 0x00 は必ず A5 にする ; 01,04 ; Scancode 01 を返すキーが押されたら A (0x04) を発生 02,1E 03,28 04,E0 ; 7D,$00000011 ; 設定2 FF,$01100100 ; 設定1 ;
設定ファイルには1行に1バイト分の値を <EEPROMアドレス>, <設定値> の書式で記述します。セミコロン以降の文字はコメントとして無視します。行頭にセミコロンがあればその行はコメント行とみなします。
値は16進数で記述します。なお値の先頭に “$” をつけると2進数で記述出来ます(8bitで記述して下さい)
基本的には設定ファイルの雛形をダウンロードして頂いて、それをお好みでカスタマイズするのがよいかと思います。
アダプタ設定
各アダプタごとの設定ビット説明
設定ファイルに記述する際は、値の頭に “$” をつけると2進数での記述が可能です
(例: “FF, $01100111” と “FF, 67” は同じ)
未使用のビットは0でも1でもどちらでも構いません
なおファームウェア更新直後はすべてのビットが “1” に初期化されます