近所のハードオフのジャンク箱に300円で入ってたのでゲット
静電容量無接点、薄型、ゴム椀らしからぬクリック感。鉄板プレート。
特殊配列がいまいちというレビューもあるけど、40%や60%のキーボードが流行ってるような昨今だからなぁ。あんまり気にならないかな
Firmware 3.0-RC8をuploaderに上げました (up0071.zip)。LEDが眩しすぎてウザイというごもっともな指摘に対応すべくLEDの動作を変えられるようにしました。アドレス 0x7D への設定を
とする事でパターンを選択可能です。控えめにしてもまだ眩しい気がするので、申し訳ありませんが気になる方は完全OFFを試して下さい。デフォルトは「従来通り」です。
例)
7D, 01 ; キーをON/OFFした瞬間に一瞬点灯
7D, 03 ; 完全にOFF (サスペンド中もOFF)
なお次々回発送分より、そもそものLEDの明るさを下げるように回路を微修正します。
今回のファーム修正(RC8)はこの1点のみですので、現状で特にLEDが気にならないと言う場合は更新不要です。また、macOS/OSX用のファーム更新ツールも同時にuploaderに上げました(up0068.zip コマンドライン版)。USB2ADB用のファームはいつもどおりLEDの色によって使用するファームが異なります。
2019.08.23 追記
OSX/macOS用のGUI版ファームウェア更新ツールもDL出来るようにしました (up0074.zip) ファイルサイズが140MB位ありますので、コマンドラインツール (up0068.zip) に抵抗が無い方はそちらをお試し下さい
1 Safariでup0036.zipをダウンロードします。通常ならダウンロードフォルダに保存されます
IMG
2 このup0036.zipを開きます。通常ならダウンロードフォルダ内に展開されて configtool_osx というフォルダが出来ます
IMG
3 この configtool_osx フォルダを開くと、中にimport というファイルが1つ存在します。これが実行ファイルです
IMG
4 事前に開いておいたターミナル(※ターミナルの開き方は省略します)に、このimportをマウスでドラッグ&ドロップします。ターミナルにフルパスでimportが記述されるはずです
IMG
5 ” -f ” までキーボードから入力して(’-f’ の前後にスペースがあります)、続けて読み込みたい設定ファイルをドラッグ&ドロップします。設定ファイルのフルパスがターミナルに反映されます。下図ではデスクトップ上に置いてある設定ファイルで手順を行った場合の例です。
IMG
6 ここまでの手順が終わったら、設定変更を行いたいアダプタをメンテナンスモードにした後に、ターミナル上でエンターキーを押します。この為には別のUSBキーボードをもう一枚用意するか、下図のようにソフトウェアキーボードを併用する必要があります。(ソフトウェアキーボードの出し方は省略します)
IMG
7 正しい手順で進んでいれば “device found” というメッセージが表示されてしばらくした後、プログラムが終了します。その後、設定を反映させるためにアダプタを一度Macから取り外して再度USBポートに繋いで下さい。
いわゆるPC-PTOSキーボード
とりあえず解析&対応完了。3つあるLEDもCapsLock、NumLock、ScrollLockにそれぞれ対応。一部のキー(PF16~PF22)のスキャンコードが2バイトに拡張されてたのがちょっと予想外だったけど。
IMG
従来設定ツールが.NET Framework3.5を必要とするため、Windows10で実行しようとするとFW3.5をダウンロードする必要がありました
今回 .NET Framework4.6 で再ビルドしたツールを作りましたので、Windows10環境ではこちらをDLして使って下さい。なお機能面では従来版と一切違いはありません
各サポートページのリンクに順次追加しますが取り急ぎ必要という方はADB用のページから取得して下さい。設定ツールは全機種用で共通です。
完全に小ネタ。
3.5mmのミニジャック+microUSB端子ということで基板サイズは15mm×32mmまで切り詰めてみました。
IMG
IMG
IMG
サポートページの更新が全く出来ていないので、取り急ぎこちらで補足します
Rev2からジャンパスイッチは7連になっています。
「7連ジャンパ-USBコネクタ-LED-プッシュスイッチ」と並んでいますが、プッシュスイッチを押したままアダプタをPCに接続するとメンテナンスモードで立ち上がります。メンテナンスモードで立ち上がるとLEDは高速に点滅します
ファームウェアを更新する際はメンテナンスモードにしてから行って下さい
ファームウェアは現在
の4種類が存在します。発送時は1のFULL版か2のMINI版のどちらかを書き込んでいます 実験版1を書き込んで発送しています。ファームを入れ替えたい場合はメンテナンスモードにしてからファーム更新ツールで書き換えて下さい。
ファームウェアおよび更新ツール、更新手順はサポートページ内のリンクからダウンロード可能です。ダウンロードパスワード、解凍パスワードはメールでお知らせします。アダプタ自体は、2016年以降の発送分はすべてRev2版となります。
以下はサポートページからダウンロードできるファームウェア(前述で言うところの、1のFILL版および2のMINI版)についての設定の説明です。(実験版1はスイッチの機能が変更となっています)
USBコネクタから一番遠いスイッチがSW1、一番USBコネクタに近いスイッチがSW7です(基板上のシルク印刷がこれと逆になっている場合がありますが、常に「USBコネクタにもっとも近いジャンパがSW7」です)
縦2ピンをショートさせるとON、ジャンパを挿さずにオープンとするとOFFです
OPEN デフォルト
CLOSE 強制的に1/60秒
※基本的にはOPENで問題ありません
OPEN 0~255の範囲の値をとる。押さない状態で0、押し切った状態で255
CLOSE 128~255の範囲をとる。押さない状態で128、押し切った状態で255
アプリによっては0~255の範囲をとると問題になる場合があります
(DirectInputの厳密な定義が「アナログ入力はニュートラル状態で中間値」
と定められているため)
その場合にCLOSEして128~255の範囲で動くように設定します
標準パッドおよびマルコン(DIGITAL)の十字ボタンの割り当てを変えます
SW3 | SW6 | 十字ボタンの割り当て |
OPEN | OPEN | X軸、Y軸 |
CLOSE | OPEN | POV (ハットスイッチ) |
CLOSE | CLOSE | ボタン13~16 |
※マルコン(ANALOG)の十字ボタンはこの設定に関係なく常にPOVです
SW4=OPEN, SW5=OPEN L/Rトリガを操作するとアナログ入力(Z軸, Z回転)と
ボタン入力(B7, B8)の両方が発生する
SW4=CLOSE, SW5=OPEN L/Rトリガを操作するとボタン入力(B7, B8)だけが
発生する
SW4=CLOSE, SW5=CLOSE L/Rトリガを操作するとアナログ入力(Z軸, Z回転)
だけが発生する
SW7: 未使用につき、常にOPEN
基板上には5ピンのジャンパ(何も刺さっていません)と3ピンのジャンパ(発送時はGND側にジャンパブロックを挿しています)がありますが、ここの設定は変えないでください。
なお3ピンジャンパは2020年からの発送分については、そもそもジャンパではなくパターンショートの半田付けとなっている場合があります。
そういやFM11やFM16βのキーボードが「キーを押したときにキーに書かれた文字コードを返す」タイプのキーボードでした。(エンコードモードの場合。FM16βのキーボードはこれとは別にスキャンモードというモードもあって、こちらはキー固有のスキャンコードを返す。はず)
FM16βのキーボードは既に入手済み。エンコードモードについてはある程度資料もあるので変換機を作ろうと思えば作れるんだけど、出来ればスキャンモードで動かしたい訳で。
FM16βのキーボードのモードを変更してスキャンモードにする方法をご存知の方、いらっしゃいましたらこっそり教えて下さい。
IMG
いろんなキーボードの信号を見てきたつもりだけど、こんな変態仕様は初めて見た。キーを押したときにキー固有のスキャンコードを返すのではなく、キーに割り当てられた文字のキャラクタコードを返す。しかし、Aキー単独押下とSHIFT同時押下で返すキーコード変えるのって当時はメリットあったんかな?
キースイッチそのものはX68000後期型と同じALPS黄軸なのでキータッチに違和感は無いんだけど。文字を打つだけならキー3列分ほど横がコンパクトなんで机が広く使えていいかも。