ユーザ定義マクロの記述について (その1)

俺メモ

EEPROM領域の後半128byteをユーザ定義マクロの記録に使う場合の補足。

EEPROM領域の後半128byteは以下のように8byteごとに15個の領域に区切って、呼び出しのための仮想キーコード ( [0xB?]の部分 )を割り当てています。

同様に、16byteごとに7個の領域に区切って、マクロ呼び出しのための仮想キーコード ( [0xA?] の部分) を割り当てています

なおモードによっては EEPROMの一部領域を別の目的で使用していたり、そもそもマクロが使用不可だったりするので、必ずしも128 byte全域がマクロの記録に使えるわけではありません (たとえばPS/2アダプタの mode3b については 0xD0-0xF7 の領域しかマクロ記録に使用出来ません)

必ず区切りに沿ってマクロを定義します。定義したマクロは呼び出しキーコードを何らかのキーに定義することで呼び出せます。例えば 0x80-0x87 の8バイトに定義したShort macro1 をスキャンコード 0x56 を返すキーで呼び出したい場合は設定ファイルに

;
56,B0      ; スキャンコード 0x56 を発生するキーに ShortMacro1 を割り当て
57,A0      ; スキャンコード 0x57 を発生するキーに LongMacro1 を割り当て
;

のように記述します

区切りの境界を跨いでマクロを定義することは出来ません(たとえば 8byteのマクロを0xD2-0xD9の範囲に記録することは出来ません)

 

16stepのLong Macroと8stepのShort Macroは混在可能です。ただしこの場合でも区切りの境界を超えて混在させることは出来ません。Long macroは必ず 0x?0から始まっている必要があります。以下はLongとShortを混在させて定義した例です。

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