ユーザ定義マクロの記述について (その2)

俺メモ

ユーザ定義マクロの設定について

ユーザ定義マクロはキーコード(※スキャンコードではありません)を押した/離したの順に設定するだけです。簡易機能なのでタイミングを調整したりといった高度なことは出来ません。

押した/離したの区別はありません。あるキーのキーコードが初めて出現したら「押した」、2度目の出現は「離した」と判断します。

 

以下例(カッコ内はキーコード)

例1Ctrl左 (0xE0) + Alt左 (0xE2) + Del (0x4C)

→ E0, E2, 4C, 4C, E2, E0, 00, 00

※ stepを使い切らずに余った分は 0x00 で埋めて下さい

例2Shift右 (0xE5) + CapsLock (0x39)

→ E5, 39, 39, E5, 00, 00, 00, 00

例3ワンキーで “ABC” と大文字で入力(Shift右=0xE5, A=0x04, B=0x05, C=0x06)

→ E5, 04, 04, 05, 05, 06, 06, E5

例4ワンキーでテンキー “000” を入力 (テンキー0=0x62)

→ 62, 62, 62, 62, 62, 62, 00, 00

 

マクロを応用すると、ワンキーでExcelやWordを起動することも出来ます

例5ワンキーでExcel起動 (Win左 =0xE3, E =0x08, X=0x1B, C=0x06, L=0x0F, Enter=0x28)

→ E3, E3, 08, 08, 1B, 1B, 06, 06, 08, 08, 0F, 0F, 28, 28, 00, 00

※Winキーを一度on&offした後、”e”, “x”, “c”, “e”, “l” と順にキーを押し、最後にEnterをon&off

 

マクロの中からマクロを呼び出すことは出来ません。特にチェックもしていないので多分アダプタが暴走します。

意図的なケースを除いて、必ず「押した+離した」をペアで記述して下さい(つまり、あるキーコードは必ず偶数回出現する)。そうしないとキーが押しっぱなしの状態でマクロが終了します。

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