PS/2 to USB 変換アダプタ 試作

週末を使ってPS/2からUSBへの変換器を作ってみました。

まあ、あえて自作しなくとも1000円以下の安い値段で普通に買えるものです。これまでの成果を寄せ集めて製作出来たのであまり手間はかかっていません。

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いつもの通り、ブレッドボード上での試作です。後ろに見えてるキーボードにピンと来た方もいらっしゃるかもしれませんが、IBMの5576-003です。はい、これを使いたくてわざわざ自作したようなものです。

キーボードマニアの間では割と有名なキーボードにIBMの5576シリーズ4兄弟と言うのがありまして、一番末っ子の「5576-A01」は普通のPS/2接続のAT106キーボードなのですが、長男(?)の「5576 keyboard1」から3男の「5576-003」まではインタフェースこそPS/2ですが、キースキャンコードがAT106キーボードとは僅かに異なっているというシロモノです。また、前述の写真でも分かるように左ALTがありません。

Windows2000までは専用のキーボードドライバが用意されていたんですがそれも今は無く、普通に繋ぐと「いくつかのキーが刻印どおりの入力にならない日本語106キーボード」となります。大半のキースキャンコードはAT106キーボードと同じなので全く使えないという訳ではありません。

本USB変換アダプタでは繋がっているキーボードを識別し、 「5576 keyboard1」「5576-002」「5576-003」のいずれかである場合にキースキャンコードの変換を行うようにしています。これ以外のキーボードが接続された場合はなんの変哲もないPS/2→USB変換アダプタとして動きます。多分。

なお自分用に2~3個欲しいのでプリント基板を起す予定。余りを配布するかどうかは未定。PS/2は相性問題がシビアそうで配布はちょっと怖い気も。。。

 

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