ADBキーボード USB変換アダプタ

ファームウェアバージョン2.0の不具合修正版、2.01を公開しました。
Fnキーを使用している方はファームウェアの更新をお願いします。
※Fnキーを使用していない方は更新の必要はありません

 

古き良き時代のApple Macintoshで利用されていたADB(Apple Desktop Bus)接続キーボードをUSB接続にてWindows PCで使えるようにするためのアダプタです。

ADB2USB1mini

アダプタ外観。ケースはありませんので、熱収縮チューブで絶縁しています。

ADB2USB1a

M0116標準キーボード

ADB2USB2

需要無視でNeXT ADBキーボードにも対応しています。キーボード自体は普通のゴム椀メンブレンですが、Commandキーの位置が実に絶妙で使いやすいキーボードの一つです。

M0115拡張キーボードとかM3501拡張キーボードIIも所有してますが全然使ってませんので省略します。

本アダプタはキーボード専用です。マウス、タブレット、ドングル、その他キーボード以外のデバイスには対応しません。

 

 

概要

  • Apple Macintosh用ADB (Apple Desktop Bus) キーボードをUSB接続に変換してPCで使用可能にします。
  • 設定ツール(Windows用)を使ってユーザがキーマッピングを自由に変更出来ます。設定内容はアダプタに記録しますので、一度設定を行えばアダプタをどのPCで利用してもお好みのキーマップでキーボードを操作出来ます。ドライバ等をインストールする必要もありません。設定変更を行うPCとアダプタを運用するPCが異なっても構いません。
  • 任意のキーを機能キー(いわゆるFnキー)に設定する事が可能です。機能キーと任意のキーの組み合わせで別のキーのキーコードを発生させる事が出来ます。
  • キーボードによるスリープ、電源オフが行えます(OSが対応している必要があります)。また、キーボードによるスリープ復帰が可能です。
  • ボリュームUP/DOWN、ミュートといったメディアコントロールキーの設定が可能です
  • 組み込みマクロによって「テンキー=」「テンキー , (カンマ)」といった特殊キーの割り当てが可能です
  • ASCII配列キーボード、JIS配列キーボードの両方に対応します

ADBキーボードは種類が多く、サードパーティからも互換キーボードが発売されていますが、本アダプタは以下のキーボードで動作確認を行っています。

  • M0116 標準キーボード
  • M0115 拡張キーボード
  • M3501 拡張キーボードII
  • NeXT用 ADBキーボード
  • Apple II GSキーボード
  • サンワサプライ Mackey compact extended keyboard SKB-106MJ

上記以外にも動作するキーボードがあるかも知れませんが、確認が出来ておりませんので動作保証対象外とさせて頂きます。

本アダプタはWindows OSでの使用を主目的としています。BIOS操作が出来る事は確認していますが、Windows 以外でのOSでの動作は保証致しません。Mac OSでの動作も一切保証致しません。キーマップ設定変更のためのツールもWindows用のみの提供となります。

Mac OSXでの使用を検討されている方へ

 

お断り

本アダプタは同人ハードです。それなりのテスト期間を設けて動作確認を行っていますが、あらゆる環境において必ず動作することを保証するものではありません。また、本アダプタを使用したことによって生じたいかなる問題についても、使用方法を問わず当方は一切の責任を負いません。

動作確認は前述の一覧にあるキーボードについて、自作AT(Windows7 64bit / Windows8.1 64bit / Windows10 64bit)、ノートパソコン(Windows7 32bit、WindowsXP 32bit)、Androidタブレット(SHARP SH-08E)で行っています。

組立てには有鉛ハンダを使用しています

予告無く仕様、本ドキュメントの内容を変更する場合があります

 

使い方

アダプタにキーボードを繋いだ後、アダプタをUSBケーブルでPCに繋いでください。アダプタが通電している状態でキーボードを繋がないで下さい

アダプタにキーボードを繋ぐ際は、キーボードコネクタをしっかり保持してケーブルを差し込んでください。コネクタ抜き差しが若干固めですので、コネクタにストレスがかかるような抜き差しは控えて下さい。

正常な状態ではアダプタのLEDが約1秒周期で点滅します。加えて、キーボードのキーを操作するとそのタイミングでLEDが変化します。スリープ中は3秒に2回、LEDが短くフラッシュします。

キーボードには通常2つのADBポートが存在しますが、片方のポートには何も繋がないで下さい(Apple Adjustable Keyboard付属のテンキーパッドは繋いでも大丈夫です)。 アダプタにはPC保護の為に自己復旧型のヒューズを入れていますが、これはキーボード1台分の消費電力しか考慮していません。

 

キー配置

変換アダプタの初期設定はM0116標準キーボード / Apple II GSキーボード向けとなっています。

m0116jp

キーの縁の部分の記載は機能キー(Fnキー)同時押しで入力されるキーです (例:機能キーとフルキー1の同時押しでF1キーの入力となります)
以下、かいつまんで補足します

  • チルダキー(スペースバーの左側)を機能キー(Fnキー)に設定しています。
  • そのままだとチルダの入力が出来ませんので、機能キーとescキーの同時押しをチルダキーに割り当てています。
  • また、テンキーclearは単独押下でチルダキーに設定しています。機能キーとの同時押しでNum Lockキーとなります。
  • カーソルキーはキーキャップを入れ替えて使う設定となっています。
  • deleteキーは単独押下でBackspace、機能キーとの同時押しでDelキーとしています。
  • PowerキーはシステムコントロールのSLEEPキーに割り当てています。
  • メディアコントロールキーのいくつかを機能キー同時押しで割り当てています
  • 機能キーとテンキー0の同時押しで電卓が起動します (Windowsのみ)
  • 機能キーとバックスラッシュキーの同時押しを変換キーとしています1
  • 機能キーとNの同時押しで 「Win + Shift + N」 のマクロコマンドを発行します2

当方の好みがふんだんに反映された設定となっていますので、基本的にはカスタマイズ設定を入れて使う前提となっています。M0115/M3501キーボード、およびNeXTキーボードを使用する際はカスタマイズ設定が必須となります。

 

仕様制限事項

ASCII配列(英語配列)とJIS配列(日本語配列)の扱いについて

誤解されやすいのですが、Macintosh用キーボードの多くはキートップにカナの刻印があっても配列はASCII配列(英語配列)です。例外は日本語版のApple Adjustable Keyboard や JIS版の Apple Keyboard II、サードパーティ製のJIS配列キーボード等極一部です。ASCII配列(英語配列)のキーボードを使用する際、環境によってはWindowsの設定を変更して英語キーボードに切り替える必要があります。

CapsLockキーのメカニカルロックについて

Apple純正キーボードはCapsLockキーが機械式ロックとなっています。つまり1回CapsLockキーを押下すると押したままの状態で固定され、もう一度CapsLockキーを押下すると押下状態が解除される仕組みです。

Windowsで使用する場合この仕様では少々具合が悪いので、アダプタ内部でキーコードの生成を行っています(後述しますが、設定によってこの処理を行わない事も選択出来ます)

つまり、CapsLockキーを押下したタイミングで「CapsLockキー押下&開放」のコードをアダプタが生成してPCに通知し、再度押下されてロックが解除されたタイミングでも同様に「CapsLockキー押下&開放」のコードをPCに通知します。

ただし副作用としてCapsLockキーの押しっぱなし動作は出来なくなります。

なおアダプタの設定を変更する事で、アダプタが「押下&開放」のキーコードを生成しないようにする事も出来ます。 CapsLockキーを分解して機械式ロックを解除して(ロックされないようにして)いる場合や、キーを物理的に通常キーと入れ替えた場合はキーコードを生成しない設定にして下さい。この場合はCapsLockキーの押しっぱなし動作も可能です。拡張キーボード等でCapsLockとCtrlを入れ替えて使用する場合はロック機構を除去したのち、この設定変更を必ず行ってください。

こちらにCapsLockの機械式ロックの除去方法を記載しました

CapsLockキーのロックについて (一部サードパーティ製キーボード)

一部のサードパーティ製キーボードはCapsLockがキーボード内マイコン制御によるロック機構となっています。純正キーボードのようなメカニカルロックではなく通常キーと同じ挙動をしますが、1回押下するとキーオンの信号だけが出力され、もう1回押下するとキーオフの信号だけが出力されるようにキーボード自体で制御されています。

このようなキーボードの場合はアダプタの設定を「アダプタ内部でCapsLockキーのキーコード生成を行う」としてください。

また、この手のキーボードはキーボード上のCapsLock LEDもキーボード自身が制御を行っており、押下のたびにLEDの状態がトグル変化します。Windowsの場合、Shift + CapsLockでLEDの状態が変化しますがCapsLock単独押下では通常はLEDの状態は変化しません。よってキーボードのCapsLock LEDは正しい状態を表さない場合があります。

Powerキーに付いて

アダプタ通電開始時にPowerキーを押しっぱなしにする事でアダプタはメンテナンスモードで立ち上がります。PC起動時、不用意にPowerキーを押しっぱなしにすると意図せずメンテナンスモードになりますのでご注意下さい。なお通常モードで立ち上がってしまえばPowerキーもその他キーと同様に任意のキーを設定して使用出来ます。(初期状態ではSLEEPキーに設定しています)

USBサスペンドに付いて

本アダプタはUSBデバイスサスペンド動作を行いません。USBの仕様ではUSBホスト (PC) がスリープ状態となったらUSBデバイスも速やかに省電力モードに移行すべしと定められていますが、本アダプタはUSBホストがスリープしてもそのまま通常モードで動き続けます。また、キーボードに対して給電し続けます。ノートPCやタブレット等バッテリ消費が気になるデバイスでサスペンドを多用する場合はご注意下さい。

 

キーマップのカスタマイズについて

本項執筆中

取り急ぎ、PC-9801キーボード用USB変換アダプタの「キーマップのカスタマイズに付いて」の項を参考にして下さい。PC-9801キーボード用のアダプタとの違いはメンテナンスモードへの入り方です。ADBキーボードUSB変換アダプタはPowerキーを押したままの状態でアダプタをPCに接続するとメンテナンスモードで立ち上がります。(メンテナンスモードで立ち上がるとアダプタ上のLEDが高速で点滅します)

M0115拡張キーボード、およびM3501拡張キーボードIIのキーコードは以下のとおりです。3

アダプタ内部処理の都合でファームウェアバージョン2.0よりPowerキーのキーコードが0x40に変更となっています。カスタマイズの際はご注意ください。

M0115_code

M0116標準キーボード、およびApple II GSキーボードのキーコードは以下のとおりです。

m0116_code

NeXT ADBキーボードのキーコードは以下のとおりです。4

NeXT_ADB_code

サンワサプライ製 JISキーボード、Mackey (SKB-106MJ) のキーコードは以下の通りです。他のJIS配列キーボード(JIS版Apple Keyboard II や JIS版 Adjustable Keyboardなど)を使用する際、JIS配列固有キーのキーコードはこちらを参考にしてください。

SKB-106MJ2_0x40

 

コンパクトキーボードの注意点

 

配布について

メールにて在庫を問い合わせください。送料込み1個3000円です。また、Yahooオークションに出品していることもありますので合わせてご利用ください → Yahooオークションサイトへ移動

 

ダウンロード

ダウンロードパスワード、解凍パスワード共通で半角英小文字 「d*******t」です。(購入された方に個別にご案内させて頂きます)

 

ファームウェア更新履歴

2.01
(20161224)
USB2ADB ファームウェア v2.01

Fnキー併用時にキーが押しっ放しになるケースがある不具合の修正。
(Fnキーを使用していない場合は更新する必要はありません)

2.00 USB2ADB ファームウェア v2.00

詳細はこちらのページをご覧下さい

1.10 (20151215) USB2ADB ファームウェア v1.10 (20151215)

拡張キーボード(M0115, M3501)、NeXT ADBキーボードにおいて左右のShiftキー、Ctrlキー、Optionキー (NeXTはAlternateキー) が異なるスキャンコードを返すように変更。これによって例えば「左OptionはWinキー、右OptionはAppキー」 と言った設定が可能になります。 ※残念ながらCommandキー (NeXTはHelpキー) は左右の区別は出来ません。

初版

 

 

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  1. ASCII配列のキーボードに変換キーを定義すると言う、ちょっと実験的な設定となっています []
  2. MS OneNoteの起動ショートカットです []
  3. なお本来はPowerキーのキーコードは0x7F7Fで “A” キーのキーコードは 0x00 ですがアダプタの内部処理の都合でカスタマイズの際は図中のコードとなります。 []
  4. カーソルキーの上の5つのキーは本当は円形ですが再現出来ませんでした []

ADBキーボード USB変換アダプタ」への12件のフィードバック

  1. fes 投稿作成者

    Windows10での動作確認画面です(サイズ注意)
    http://ixsvr.dyndns.org/wp-content/uploads/2016/07/WIn10.png

    返信
  2. fes 投稿作成者

    9/8にコメント頂きましたVoyager様
    メールを送信させて頂きましたのでご確認の程よろしくお願いします

    返信
  3. ピンバック: ADBキーボード USB変換アダプタで往年の名作キーボードを復活だ! | THE POOH FILES

  4. Hiroaking

    拡張キーボード2、キートップ通りのキー配列(MacOSX用)でWindow10で使用しています。
    テンキー部分の=が押しても認識されないようなのですが、私のキーボードが壊れているのか、他に理由が考えられるのか…
    よろしくお願いいたします。

    返信
    1. fes 投稿作成者

      拡張キーボード2をWindows10で使用する場合はOSX用の設定ファイルではなくサンプル設定ファイルのm0115_sampleをお試し下さい(ファームウェアファイルに一緒に入っています)。OSX用の設定だとテンキー=とF13(printscreen)~F15(pause)がWindowsで認識できないキーコードになります。なおアダプタのLEDは1秒周期で点滅していますが、キーを押した瞬間に状態が反転すればとりあえずキーは生きています。

      返信
  5. ZNDK

    Apple アジャスタブルキーボードは使えますか?
    このキーボードはキーボード部とテンキーパッド部が分離しています。

    返信
    1. fes 投稿作成者

      メールのご返答が遅くなってしまって申し訳ありません。メールでも回答させていただきましたがAdjustableKeyboardについては動作確認が出来ておらず、テンキーパッドのみならず本体キーボード部も含めて使用出来るかどうか不明です。もし使用出来たとしてもAdjustableKeyboardにしかない固有キー(VolumeUp/Downなど)は一切使用出来ません。申し訳ありません。

      返信
  6. fes 投稿作成者

    8/12 9時にコメント頂きました愛媛?のK様
    8/12 16時にメール頂きました茨城のK様

    それぞれメールさせて頂きましたのでご確認願います

    返信
  7. アンドリュー

    こんにちは。

    かな/英語入力キーは対応していますか? また、Sierraにアップグレード後、
    CAPS LOCKキーが使えなくなりましたが、その辺如何でしょうか?

    また、最後になりますが、アダプターはどこで購入可能ですか?

    返信
    1. fes 投稿作成者

      訪問ありがとうございます
      申し訳ありませんがMac機を所有していないためOSX/macOSにおけるかな/英語キーの入力、capsLockキーの入力に付いては分かりません。
      capsLockについてはWindowsでは問題なく入力出来ています

      返信
  8. fes 投稿作成者

    9/20にコメント頂きましたmdt様
    メールにて返信しましたのでご確認下さい

    返信
  9. fes 投稿作成者

    9/23にメール頂きましたC様
    メールにて返信しましたのでご確認下さい

    返信

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